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引田漁業協同組合が全力でお届けしています。
点と線
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早出の朝は大忙し。

販売部Kさんと二人でコンビを組んで、

漁師さんが持ち込んでくる魚を次々荷受けいたします。

ハモ、小ハモ、小小ハモ、オコゼ、小オコゼ、タコ、中ダコ。

魚種ごとに、そしてサイズごとにキッチリ分けて、

市場の水槽の別々のカゴの中へ。

そうしている間に次の魚が到着したりして、

朝の市場は時間との勝負。

1分1秒たりともおろそかにはできません。

しかしながら、早朝ということもありまして、

コチラもまだまだ寝起き状態が抜けきっておりませんので、

スピードを重視しすぎると、

水揚台帳に記入する手が思い通りに動かなかったりいたします。

「はい、コブト!!」

販売部Kさんの声に反応してボールペンを走らせる。

コブトの「コ」が勢いあまって「ユ」みたいになっちゃうのはアリとしても、

「ブ」の点を下に書きすぎて「ス」みたいになったのはダメっぽいので、

取り消し線で訂正する「ユス

「漢字で書け、漢字で!!」(販売部Kさん談)

なるほど、漢字なら間違いようがない。

今度は漢字で「小太」と書こうとしてなぜか「小犬」

「小犬、大丈夫か!?」(販売部Kさん談)

これは動物愛護的にも良くないのですぐに訂正「小犬

あせりは禁物、急がば回れなんて言葉もありますもんね。

今度はじっくり一文字ずつ丁寧に「コ、ブ、ト」と。

「もう、なんでもええ、はよせえ!!」(販売部Kさん談)

よし出来た!!

「はい、次、コイカ!!」(販売部Kさん談)

早出の朝は大忙しでございます。

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ガザミも放流
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抱卵ガザミの放流でもっとも大切なこと。

それは放流前に、

体を縛ってあるゴムを切ってやるコト。

ガザミのハサミは非常に危険ですので、

市場ではすぐに輪ゴムで縛って、

ハサミを封じておくわけなんです。

そうしておくと、

安心して取り扱うことが出来るんですよね。

ちなみに、互いに傷つけあうのを防ぐ意味もあって、

出荷する際も縛ったままにしておくんですよね。

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なので一度縛ったらあとはそのままというコトが多いのですが、

この「抱卵ガザミ」に関しては、

放流時に縛りをほどいて自由にしてやらねばなりません。

そうしないと、ハサミを使ってエサを食べたりできませんもんね。

そういうわけで、放流前には忘れずゴムをハサミでチョキン。

ここからは一気に危険度が高まります。

瞬時にハサミを振り上げてくる個体もおりますので慎重に。

万一、はさまれたりすると、流血の事態になったり、

泣きわめいたりすることにもなりかねませんので、

できれば発泡スチロール箱の中でゴムを切って、

そのまま箱をひっくり返して放流するなど、

ガザミに直接触れないようにするのが賢いやり方でございます。

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書き直しあり
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抱卵ガザミの放流。

お腹に抱えた卵を有効活用するために、

市場で受け入れたガザミ(ワタリガニ)を、

もう一度海へと戻してやる取り組みなのですが、

せっかく逃がしてやっても、

すぐまた捕まえられたら意味がない。

そこで、背中に「とっちゃダメ」的なことを、

油性のホワイトマーカーで記入していくのですが、

インクの出が悪くてうまく書けないときってありますよね。

そんなときでも大丈夫。

失敗したところをぐりぐりぐりぐり塗りつぶして、

別のペンで空いてるスペースに書き直せば問題なし。

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「引田 トルナ」と。

これで、もし再度捕まったとしても、

引田漁協が放流したガザミだということが分かりますよね。

ですから、漁師さんもその場ですぐに逃がしてくれますし、

もし市場に入ってきても受け入れることはいたしません。

そういうわけでしばらくの間は、

放流された抱卵ガザミは無敵状態。

ただし、産卵を終えて脱皮をしちゃいますと、

背中のメッセージもなくなっちゃいますので、

その段階で無敵状態は終了しまして、

普通に漁獲の対象に戻ってしまうことになるわけなんですよね。

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ガザミの放流
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というわけで、サツオミシマに続いての連続放流。

今度は「ガザミ」

一般的な呼び名は「ワタリガニ」ですね。

お腹のところにビッシリと、

オレンジ色した卵を抱えてますよね。

このような状態のガザミを「抱卵ガザミ」といいまして、

資源の保護といいますか、

ガザミをもっと増やしたい、

多く獲れるようにしたいという思いから、

お腹の卵を有効に使ってもらうため、

放流活動に取り組んでいるんですよね。

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もちろん、漁師さんが獲ってきたものなのですが、

資源を枯渇させないために、

「抱卵ガザミ」をもう一度、海へと放してやるわけなんです。

ですが、逃がしてやったのに、

すぐまた捕まえられたら意味がないですよね。

そこで、このガザミが卵を持っている間、

捕獲されないように「目印」を付ける作業がございまして、

それがコチラ。

濡れた甲羅をふきふきふきふき。

水分をふき取ってから、

油性のペンで「とっちゃダメ」的なことを、

書いていくわけなんですよね。

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サツオミシマ海へ
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というわけで、サツオミシマをバシャーン。

荷上場からバケツをひっくり返して、

ド派手に放流いたしました。

大きな水しぶきをあげて着水。

そのまま、底へと向かって泳いでいくのかと思いきや、

脳震盪かなんなのか、

着水時の衝撃でちょっとしたパニックになったのか、

もしくは水槽の水との温度差でショック状態になっているのか、

海面をふわふわと力なく移動するだけで、

一向に潜っていく気配なし。

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サイズ的なせいなのか見た目的なものなのか、

理由はよくわかりませんが、

海面でふわふわしてても鳥に襲われそうな気配もなく、

しばらくそのあたりを行ったり来たり。

ちょっぴり心配になるほどの状態ではありましたが、

そのうち水温に慣れたのか、脳震盪がおさまったのか、

ゆっくりと深みへ泳ぎ去っていきました。

考えてみれば、タコ、ウミガメ、サツオミシマと、

ここのところ放流ばっかりしている気がする。

「このあとカニの放流」

もう、この際ですから、

ついでにカニも紹介させていただきましょうか。

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