fc2ブログ
引田漁業協同組合が全力でお届けしています。
エイの評価は
DSC04242_convert_20230928094712.jpg

というわけで引田漁協の市場では人気がなく、

セリ終わりの市場に残されてしまうことになった、

重量11.8キロの「ツバクロエイ」

行き先も売り先もなく、

最終手段として他の市場へと出荷して、

ダメもとで売ってもらうといいますか、

売れるかどうかを試してみたわけですが、

その結果が出たようで、

電話で連絡が入ったようなんですよね。

「売れたって!」(販売部Kさん談)

価格については高いとか安いとか、

いろいろと感じる部分はあるかもしれませんが、

とにかく今回は「売れた」ということですので、

「ツバクロエイ」にも、それなりのといいますか、

最低限の需要はあるのかもしれませんね。


農林水産業 ブログランキングへ
スポンサーサイト



エイの行き先
DSC04228_convert_20230926082703.jpg

というわけで、

人気と需要がなくって市場に置き去りにされた「ツバクロエイ」

その処理をどうするかということで話し合った結果、

販売部Kさんが他の市場に連絡してみてくれることになりました。

「そっちはツバクロ売れる?」

「いやぁ、無理や」

スマホから漏れ聞こえてくるやり取りを聞いておりますと、

どうやらそちらの線も難航しているようですが、

とりあえず送るので実験的に売ってみてほしいと、

なかば強引に話をまとめてくれまして、

エイの箱詰め作業に取り掛かります。

ですが、なかなかツバクロエイにぴったりの箱が見つからない。

木箱には入りきらず、

他の発泡スチロール箱も、

長さが足りなかったり幅が足りなかったり。

ああでもないこうでもないと、

向きを変えたり箱を変えたりしながら、

ツバクロエイとの格闘はいつまでも続くわけでございます。

DSC04232_convert_20230926082525.jpg


農林水産業 ブログランキングへ
エイ
DSC04212_convert_20230926082557.jpg

朝の市場のセリ終わり。

床に置き残されている大きめの物体は、

「エイ」ですよねコレ。

「食べたら旨いんやと」

なんでもですね、

アカエイよりも美味しいということで、

朝の市場に持ち込まれたようなのですが、

見慣れた種類ではないため、

取引されることなくこうして床に残された、

ということみたいなんですよね。

よく見てみると、こちらのエイは、

過去に何度か紹介させていただいたこともある「ツバクロエイ」

たしかにアカエイと違って、

引田の市場には並ぶことのない種類ですもんね。

とりあえずカメラを構えて撮影しまして、

さあ、このあとどうしましょうかという流れになるのですが、

食べるのもアレですし、

かといって捨てるわけにもいかないし、

どこか買い取ってくれるところとかないんですか?

というようなやり取りがあった後、

販売部Kさんが「ダメもとでとりあえず」ということで、

他の市場に連絡を取ってくれることになったわけでございます。

DSC04220_convert_20230926082641.jpg


農林水産業 ブログランキングへ
アジ
DSC04091_convert_20230922141240.jpg

引田漁協魚市場より「アジ」

出荷のためにみんなでアジを箱詰めしておりますと、

最後の一箱に満たず半端になった分をですね、

「おかずにせぇ」

と、いただいちゃったんですよね。

せっかくなので、仕事終わりに持って帰りまして料理することに。

ちなみにですね、

アジの食べ方といえば色々ありますが、

鮮度のよいアジは刺身が美味しいんですよね。

というわけで、今回は刺身に決定。

鮮度がホント完璧ですからね。

刺身にしないともったいない。

手間はかかりますが、1尾ずつ、

頭を落として内臓をとり除き3枚におろす。

肋骨の部分もきちんとそぎ取る。

そんでもって、皮を指で引っ張りながらはがせば、

片身をひと切れとした刺身の完成。

サイズの関係で、それほど大きいものでなければ、

小骨も気にせず食べることができるんですよねぇ。

DSC04111_convert_20230922141342.jpg


農林水産業 ブログランキングへ
イワシの出荷
DSC03540_convert_20230901135154.jpg

強く降る雨に打たれながらえいさほいさと荷揚げの作業。

大量に獲れたイワシをですね、

1カゴずつ持ち上げて、

荷揚げ階段を上っていく。

うっしょ、うっしょと重労働。

そんでもって、階段の一番上に到着すると、

そこからはさらに高くカゴを持ち上げて、

中のイワシをオケの中へと放り込んでまいります。

DSC03543_convert_20230901135217.jpg

荷揚げの作業が終わると今度は出荷の準備。

氷を用意し、ローラーを設置。

計量、異物除去、箱氷、組み上げ。

それぞれ作業を分担しまして、

素早くイワシを箱に詰めていく。

ひと昔前だと獲れる量がメチャクチャに多くて、

朝から夕方まで出荷作業が延々と続き、

他の仕事が全く進まない、

なんてこともあったのですが、

最近ではそんなことはなくってですね、

数時間程度で終わることがほとんどなんですよね。

DSC03556_convert_20230901135320.jpg


農林水産業 ブログランキングへ