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引田漁業協同組合が全力でお届けしています。
沈降
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ドボボボボボボボ。

さらにバケツを傾けると、

カエルアンコウまっさかさま。

市場の前の海へと流れ落ちてまいります。

着水確認。

よし、動き始めた。

生存確認。

あとは近くで待機中のカモメなんかに食べられぬよう、

周囲を警戒しながら、

カエルアンコウが無事に泳いでくれるのを見守るのみ。

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岸壁付近でゆらゆらと体をくねらせたあと、

沖へ向かってゆっくりと泳ぎ始めたカエルアンコウ。

体を大きく動かさず、

体の重みだけでゆっくりと遠くへ。

そしてそのまま徐々に深く。

その姿が見えなくなるまで見届けて、

カエルアンコウの放流も無事終了となるわけでございます。

海に戻ったことで、

前のように元気になってくれたらいいんだけどなぁ。

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カエルアンコウ海へ
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というわけで、カエルアンコウともお別れのとき。

水槽からバケツへと移し、

事務所を出て市場の前の船着き場へと向かう。

あんなに元気にエサを食べていたのに、

何も食べなくなっちゃったもんなぁ。

体も黄色から白に変色しちゃったし。

理由は分からないけれどカエルアンコウの体に、

なにやら異変が生じているのは確かなんですよね。

でも、海に戻してやれば、

もとの状態に回復する可能性はあると思うんですよね。

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相変わらず港近辺では、

カモメやサギたちが目を光らせておりますので、

彼らに見つかって食べられぬよう気を付けながら、

ジョボジョボと足元に向かってバケツを傾ける。

お別れはさみしくもありますが、

頻繁な水槽の水替えが苦痛になってきていたのも事実。

オーナーの募集準備とも重なって、

いろいろと忙しくなってくる時期ですから、

ちょうどいいタイミングでもあるんですよねぇ。

オーナーの募集チラシもそろそろ印刷しなきゃなぁ。

発送のほうも今月中にはすませなきゃなぁ。

ジョボジョボジョボジョボ。

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決断
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さてさて、淡水浴にて治療を試みた「カエルアンコウ」ですが、

そもそもホントに病気だったのかどうなのか、

そこのところからしてハッキリとはしないままなんですよね。

で、その後どうなったかといいますと、

皮膚の異常については治りつつあるような、

そうでもないような、

どちらとも判断がつかない状態。

ただひとつハッキリしていることは、

相変わらずエサを食べようとしない。

これは致命的。

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皮膚の病気なら治せる可能性がありましたが、

エサを食べないのはどうしようもない。

小魚、大魚、エビ、フナムシ、

飼育中いろんなモノを食べてきたカエルアンコウですが、

もうすでに何日も絶食状態が続いたまま。

目の前のエビを食べようともしない。

水槽の上からのぞいて全身を確認してみると、

ずいぶんとやせ細ってきたようにも見える。

限界かな。

そろそろ海へと帰してやるときが来たようでございます。

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生還
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海水魚は「真水」に、

川の魚なんかは逆に「海水」に入れてやることによって、

寄生虫や皮膚病的なモノを治療する方法がございまして、

ただいま「水道水」の中に入って治療中のカエルアンコウ。

いわゆる「淡水浴」をしているところでございます。

淡水に入れられた海水魚の気分はよく分かりませんが、

最初に少々暴れたところをみると、

やっぱり息苦しくなったりするんでしょうか。

アニキの見立てでは「けっこうな時間いける」とのことですが、

病気が治るより先にカエルアンコウが死んでしまっては、

治療の意味がなくなっちゃいますので、様子を見ながら慎重に。

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1分、2分、3分経過。

そして4分を過ぎたあたりでカエルアンコウの呼吸が乱れ始める。

大きく口を開けてパコッと水を吐く。

そしてまた、大きく口を開けてパコッ。

その間隔が段々と長くなり、

そろそろやばそうな気配を感じながらも、

心を鬼にして耐えること30秒。

計5分の淡水浴を終えて治療終了。

すぐさま海水の中へと戻してやりました。

効き目があったかどうかは不明ですが、

とりあえずは元気そうで一安心といったところでございます。

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淡水浴
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エサを全く食べなくなったカエルアンコウ。

体の色も全体に白っぽくなり、

皮膚の一部が破けてきているようにも見える。

ハッキリとは分かりませんが、

どうやら、皮膚の病気にかかった感じがするんですよね。

そこで、アニキに相談し「淡水浴」させることで、

治療してみようということになったわけでございます。

水槽の中のカエルアンコウを網で捕まえ、

水道水を満たしたバケツの中へと移し入れる。

ほいっ。

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ちなみにカエルアンコウは海水魚ですので淡水へ。

金魚やコイなんかの場合だと、

逆に海水へ入れてやることで、

皮膚の病気が治癒する場合があるのだそうです。

ただし、危険が伴う荒療治でもありまして、

基本的に海水魚は淡水の中では長時間生きられませんし、

その逆もまたしかり。

魚が死ぬのが先が、病原菌が死ぬのが先か、

まさに息詰まる戦いが始まったわけでございます。

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