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引田漁業協同組合が全力でお届けしています。
そして港へ
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なんとか尾数の足し算を終えたところで、

ワタクシに託された今回の仕事はほぼ終了。

帰りは大きい方の漁船に乗せてもらって高速帰港。

このタイミングで気付いたのですが、

今回はまったく船酔いしなかった気がする。

暴れるブリたちと格闘するという緊張感が、

酔いをも上回ったのか、

それともただ単に体調がよかったのか。

とにかく今回は大丈夫。

風に吹かれていい気分。

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ちなみに港へと戻るこの時間もですね、

活き〆された「ひけた鰤」は、

活け間の海水氷の中でキッチリと冷やされ、

血抜きも同時進行でなされているわけなんですよね。

このあと港に戻ると、

今度は「箱詰め」「計量」「氷詰め」の作業が待っているわけですが、

そこまで紹介していくとかなり長くなっちゃいますから、

この度はこのあたりで終了させていただくことにいたします。

それでは皆様。

お店などで「ひけた鰤」を見かけましたら、

ぜひ、ご購入くださいね。

刺身で食べるのがオススメですよ。

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無理難題
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ひけた鰤の出荷作業。

悪戦苦闘。

船の上、そして台の上、ぬめりにまみれて、

暴れる「ひけた鰤」を〆機の中へと送り込む。

活き〆された「ひけた鰤」は、

そのまま船内の活け間にドポンと落下。

準備しておいた海水氷の中で瞬時に冷却、

そのまま血抜きも完了し、

美味しく食べられるための準備が整っていくわけです。

で、ここで重要なのが「数の計算」

そう、「足し算」なんですよね。

その日の出荷ごとに必要な数がございまして、

今回は「620本」を持ち帰ることになっております。

そしてこの「〆機」には送り込み口が2か所ございまして、

それぞれ〆た尾数がデジタルで表示される仕組みになっている。

したがいまして、両方の表示を足し算し、

必要本数「620」になるまで作業を続けることになるわけですが、

この足し算が難しい。

「310」と「310」みたいに同じ数字が揃えば簡単なのですが、

どうしても偏りが出てまいりまして、

「286」と「318」とかいった数字になっちゃうんですよね。

そうなるともう、こうなるともう。

まったく計算ができない。

3ケタだからダメなのか、理由はハッキリしませんが、

とにかく足し算ができない。

そこで、漁師さんたちにもお願いして計算してもらうのですが、

結局だれひとり3ケタの足し算ができないことが判明するわけです。

最終的にはみんなで集まって、

ああでもないこうでもないと話し合いながら、

おおよその数を出していくことになるわけですが、

あとで聞いた話によると、

沖での激しい労働の直後はみんなそうなんですって。

「ぜんぜん足し算できんやろ」

緊張を伴う単純作業から、いきなりの計算となると、

脳の回路が急には切り替わらないんですかね。

とにかく沖での足し算は難易度高め。

特に3ケタは強敵ですよ。

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作業中につき
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さてさて、大型小割の中で捕獲した「ひけた鰤」

それに混じってチラホラと浮かび上がってくるハギをですね、

ある程度すくい終えたところでいよいよ勝負のとき。

そう、ここまで特に役立つこともなく、

「ハギすくい」においては逆に皆の邪魔になっていた、

そんなワタクシの汚名返上の機会がやってまいりました。

当然、撮影なんかしてる場合じゃないから、

カメラはポケットにしまって、

〆機の前に設置された「台」の上へと跳びあがる、えいっ。

カッパのフードを頭にかぶり臨戦態勢。

さあ、こい!!

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クレーンを使って一気に数十尾の「ひけた鰤」をすくい上げ、

それをワタクシの乗る台の上にて大解放。

バタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタ。

聞こえるのは魚の暴れるその音だけ。

見えるのはヌメリ飛び散るしぶきだけ。

暴れる鰤を捕まえて、あるいは向きを変えながら、

頭の先からこの「〆機」へと続くギロチンロードに流し込む。

ちなみに5キロサイズのブリパワーはかなりのもの。

両手を使ってもおとなしくさせるのは困難。

バタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタ。

暴れに暴れるブリたちと、台の上にて大格闘。

とにかく終わりなきブリとの戦いが、

いましばらく続くわけでございます。

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危険人物
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ひけた鰤の出荷作業。

前回、説明させていただいたように、

「ひけた鰤」を捕まえる前に、まずは「ハギ」から捕獲開始。

柄の長い玉網を操って、

水面に浮かんできた瞬間を狙って「ハギ」だけをすくいとる。

そのまま振り返って船の活け間へと移し入れ、

すぐさま次のハギを狙って水面を見つめる。

漁師さんたちの作業を見守っていたワタクシですが、

これなら出来そうとの判断で、

近くの玉網を掴みまして「ハギすくい」に参加。

おっと、見つけた。

ホイッ。

またいた!!

ホイッ、ホイッ。

快調にハギをすくっていくワタクシでありましたが、

ふと振り返れば、

素人丸出しの網使いのせいで、

長い柄を振り回すワタクシの背後がですね、

完全に危険地帯となっていたようで、

漁師さんたちが迷惑そうな顔をしている。

あ、どうもスミマセン。

というわけで、

楽しいけれど邪魔になっちゃう。

素人は手出し無用の「ハギすくい」

この作業が終われば、

いよいよ「ひけた鰤」の出荷作業へと移るわけでございます。

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ハギすくい
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というわけで「ひけた鰤」の出荷作業。

養殖用の大型小割の中に網を入れて、

ある程度の数を確保したところで、

「ひけた鰤」を網ですくっていく作業に入るわけですが、

その前に「やるべきこと」があるんですよね。

それがコレ。

「ハギすくい」

ひけた鰤に混じってチラホラと見えるハギを、

海面にあがってきたタイミングですくいとるわけ。

皆で網を構えて目を凝らす。

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この「ハギ」は、もともと意図的に養殖小割に入れているモノでして、

その理由はと言いますと「お掃除係」

養殖小割に入れたこの「ハギ」がですね、

網に付着する海藻や貝類などを食べてくれるんですよね。

この「ハギ」を入れる入れないで、

網の汚れは大きく違ってくると聞いたことがございます。

ハギの清掃活動のおかげで網の汚れは軽減し、

海水の通りもよくなるし養殖環境にも一役買ってくれている。

そして最終的にはこうして出荷できますので、

ハギに無駄ナシ、容赦なし。

とことんまで役立ってもらうわけでございます。

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