
そして「お約束」
ギマが獲れたらとりあえず置く。
とにかくギマは置いてみること。
ピンピンピンと立ててきた、
背のトゲ、腹のトゲ。
ケガしないように気を付けながら、
背中のトゲをしっかりつまみ、
そのままどこかにトンと置く。
そうしますとホラ。
腹のトゲ2本が支えとなって、
「おきもの」のように、
きれいに立たせることができるんです。
安定感も抜群で、
ギマの表情もどこか得意げ。
そんなこんなで珍魚「ギマ」
機会がございましたらぜひ置いてみてくださいね。


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漁師さんが持ってきてくれたという珍魚「ギマ」
地域によっては普通種だという情報もございますが、
こちらでは珍しい存在なんですよね。
水槽に浮かべたカゴの中をのぞき込みますと、
小さなカサゴとかがいっぱい入っておりますが、
ギマはそれなりに目立つからすぐに分かるんですよね。
はい、見つけた。
ウマヅラハギに似たその体型。
そして白っぽい銀色。
というわけで、こちらが「ギマ」
ギマの最大の特徴と言えば、
背ビレと腹ビレ。
どちらも長く鋭い棒状のトゲになっていて、
シャキンとそれを立ててくると、
なかなか勇ましい姿になるんですよね。


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朝の市場。
セリ終わりに後片付けをしておりますと、
「ギマ持ってきてくれとるよ」
と珍魚情報が入ってくる。
ギマ?
ギマ?
聞いたことあるぞ。
えーと、ギマ?
ああ、ギマか!
思い出した!
ギマねギマ!
水槽のカゴ。
発泡スチロールのフタをめくってみますと、
いろんな種類の魚がいっぱい入ってる。
でも大丈夫。
ギマって目立つからすぐわかるんですよね。



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漁師さんから入った「珍魚情報」
船の上のクーラーBOXの中をのぞき込みますと、
そこにいたのは小さくて茶色い物体。
「珍魚」だと聞いていたので、
これが「魚」だとすぐに認識できましたが、
情報なしでコレが海に浮いていたりすると、
ただの「葉っぱ」と見間違える可能性アリ
というわけで、こちらはですね、
幼魚時代は枯れ葉に擬態するという「マツダイ」

成魚になると古代魚のような風格で、
ウロコの頑丈さから「ヨロイ」などと呼ばれたりもいたしますが、
このサイズだとまだウロコのすごさよりも、
「葉っぱ」に似ている感のほうがやや強め。
しかも、海面付近で横たわり、
浮遊物のように漂うといいますから、
そういうつもりで注意深く見ないと、
簡単に騙されちゃいますよねぇ。
というわけで、こちらはマツダイの幼魚。
このサイズはホント初めて見たなぁ。



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事務所で仕事をしておりますと、
漁師さんから電話が入り、
熱帯魚みたいな魚が獲れたから、
船のクーラーの中に入れてあるとのこと。
勝手に撮影してもかまわないということでしたので、
カメラを掴み事務所を出まして、
船のところまでとことこ歩く。
久々の「珍魚情報」ですので、
どんなのがいるかちょっとワクワク。
ロープを引き寄せ船へと乗り込みますと、
漁師さんの言うクーラーBOX発見。
フタをパカリと開いてみますと、
うーん、確かに何かいる。
茶色っぽくて、
葉っぱのような、カニのような、
小さい何かがいますねぇ。
ムムッ。
もしかしてコレ、アレじゃない?
ということで、
早速その珍魚の正体に気付くワタクシ。
このサイズのモノは初めて見るなぁ。



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