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引田漁業協同組合が全力でお届けしています。
カニの名は
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謎のカニの正体が判明いたしました。

その名も「メガネカラッパ」

ブログを見た漁師さんが教えてくれたんですよね。

というわけで謎のカニ改め「メガネカラッパ」の飼育開始。

酸素不足にならぬよう海水を多めに注入。

エサにイワシの切り身をあたえ、

さあ食べなさいと、

やさしく見守るもまったく反応せず。

しかたなく、こんな場合にやりがちな、

棒でエサをつついて目の前にまでもっていくという手法をとるも、

それでもジッと固まったまま動こうともしない。

明るい環境が苦手なのかもと考え、

水槽の周囲を暗くしてみるも、それでも動かず。

しかたなく、この日はそのままそっとしておくことに。

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そして翌日、水槽の中をのぞきこんでみると、ムムッ。

フンフンフン、くっ、臭い。

水が臭い。

エサのイワシが原因で、水質が極端に悪化したもよう。

それでもハサミを大きく動かしたのを見てひと安心。

とりあえず生きていた。

とにかく急いで新しい海水を入れなくちゃ。

と、臭くなった水槽の水を捨て、

メガネカラッパをつまみ上げたところで異変を察知する。

脚とハサミが力なくぷらーん。

し、死んでる。

さっきまで動いてたのに。

やっぱり素人には無理だった。

メガネカラッパの飼育大失敗。

簡単そうに見えて、カニの飼育も難易度高めでございます。

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カニの正体
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漁師さんが持ってきてくれた珍しいカニですが、

ホラホラホラホラ。

体とハサミをくっつけると、

ピタッと収まるジャストフィットシステム。

この構造がカッコイイんですよね。

触ってみてもハサミを振りかざすこともなく、

あまり攻撃的ではないようなので、

防御重視のタイプですね。

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ひっくり返してみると、

お腹側はこんな感じ。

そしてお尻のあたりには、

この立派なギザギザが。

カブトガニとかそっち系を連想させる感じですかね。

とにかく珍しいこのカニですが、

毒とかもってたら危ないし、

食べられそうにないし、

このまま逃がしてやることにしたいと思います。

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珍カニ
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というわけで、漁師さんが持ってきてくれた珍しいカニがコチラ。

水槽からカゴをあげてみますと、

隙間から流れ出た海水にもまれて、

コテンとひっくり返ってしまいましたが、

このカニこそが今回の「珍魚」ならぬ「珍カニ」なんですよね。

はさまれないように慎重に手を伸ばして、

一番お尻側の甲のところをつまみ、

ゆっくりそーっと持ち上げる。

よーし、よーし、意外とおとなしい。

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暴れたりしないのは好感が持てますね。

そして、このサイズなのに、

けっこうずっしりとした重みがある。

発泡スチロールの上に置いてみますとこんな感じ。

今までに見たことのないタイプのカニさんなんですよね。

体の形もヘンテコだし、

ハサミもなんて言うんだろ、

「変形ロボット」みたいな感じのピッタリ収納タイプ。

食用にするような感じじゃないので、

市場ではなかなか見られない貴重な種類のような気がしますね。

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ボールカゴ
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ただいま市場の水槽前。

そこに浮かぶカゴの中に浮かぶ「ボール」を発見ス。

カゴのボールは「珍魚」の知らせ。

もしかして、新たな「珍魚」が入荷したのかも。

というわけで、ボールをとって中を確かめる。

うーん、よく見えないな。

水槽の流れからチョイとカゴの位置をずらして、

泡の隙間から向こうをのぞくと、

うんうんうん、カニがいますね。

ガザミだな。

いわゆる「ワタリガニ」で、珍しくもない一般的なヤツ。

ムムッ。

いた!!

変なのがいた!!

見たことのないヤツ!!!

ガザミに混じって1匹だけ。

おかしなおかしなカニ発見。

ここのところ「カニ」の話が続いておりますが、

今回の「カニ」はちょっとホントに珍しいんじゃないですか?

見たことないですもん。

まあ、とりあえずカゴから出して撮影とまいりましょうか。

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過去の写真も
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というわけで、引田で獲れた5キロの「アカメ」はですね、

無事に香川県水産試験場へと運ばれていったみたいです。

この機会にですね、せっかくだから、

今回、水産試験場に連絡するきっかけとなった、

10年くらい前に獲れた「アカメ」の写真をですね、

パソコンの中から探してみたんですよね。

そうしますと、かなり昔のコトですので、

パソコンなんかも変わったりしている関係で、

どこを探しても見つからない。

で、あらゆるところを探しに探した結果ついに発見。

見つけた場所は、

当ブログの2012年2月14の記事。

その時点で「数年前に獲れたもの」とありますので、

計算してみますと、

やはりだいたい10年くらい前のコトになるのでしょうか。

写真で分かるように、

このカゴの中に入りきっている時点で、

それほどの大物ではなかったことは確定ですが、

そのときのアカメがどうなったか、

ワタクシのちょっと頼りない記憶が正しければ、

「珍しいから」という理由で、

漁師さんが「食べちゃった」そして「美味かった」と聞いたような、

聞かなかったような、そんなコトがあったような気がいたします。

そういう経緯もあって、

今度獲れたときには決して食べたりせずに、

まずは「水産試験場」に一報を、

という流れになり、

今回、その10年越しの約束が、

無事に果たされたことになるわけでございます。

「A料理長が覚えとってくれたんや」(販売部Kさん談)

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