
というわけで、その昔、引田で盛んであったという、
「ボラ漁」の話について。
ちなみに、こちらの写真はですね、
ボラとは関係なくって、
香川県の引田にございます「ハマチ養殖発祥の地」
安戸池において、その養殖が有名になり、
しだいに観光地化されてきたときに、
発売された「絵葉書」のうちの一枚でございます。

ずいぶんと前のことになりますが、
この絵葉書に写っているこの方との雑談中に、
昔の「ボラ漁」について、
お話をうかがったことがあるんですよね。

「秋か、冬の初めぐらいだったかなぁ、
昔は引田中の漁師が集まってボラ漁しよった。
他の漁は禁止して、
港全体をしめて、ボラの網入れて、
充分にボラが入ったら、
ウスをとめるどォ言うてのぉ」
ワタクシの記憶が確かならば、
「ウスをとめる」という行為は、
港の入り口をふさいでボラが逃げられないようにするコト、
もしくはボラの入った網の入り口を閉めるコト、
どちらかだったハズ(記憶が曖昧)。

そしてそのボラ漁の名は、
「ナカダカや、そうや、ナカダカ言よった」
かなり古い記憶ではありますが、
そんな会話をしたコトがあるような気がするんですよねぇ。

続く。

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