そして今回は「ロング」じゃないほう。
引田漁協魚市場より「テカギ」
「ウチカギ」なんて呼んだりする場合もございます。
市場で使う道具といえば、
一番に思い浮かぶのがこの「テカギ」
その用途は幅広く、
魚の活き〆、血抜きに始まり、
固まった氷を砕くときにも、
重たいものを引っ張るさいに、
また、生きた魚、危険な魚を扱うときや、
そのあたりのものを引っ掛けたりする場合にも使用いたします。
持ち手の部分は考え抜かれた形状になっておりまして、
この部分が手の中でフィットし、
先端に力が伝わりやすくなる構造になっております。
ただし、先端のカギヅメが曲線になっているため、
狙い通りに打ち込むのは簡単ではありません。
「テカギ」を思い通りに操れて一人前みたいなところもありまして、
ワタクシなんかがやりますと十中八九、
いや、百中九十九ははずしてしまいますが、
熟練者になると、この通り。
手首のスナップをきかせてズバン。
ジュースのプルタブの小さな穴を、
瞬時にとらえることだってできちゃうんですよね。
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