
というわけで「チヌの刺身」完成でございまーす。

当初の約束通り、
チヌ1尾分をいただきまして、
いよいよ、お昼の時間。

さあ、今の時期のチヌってどんな味がするのか。
確かめてみたいと思います。
それでは一切れ。
ワサビもつけずに、
刺身醤油でシンプルに。
ぱくっ、もごもごもごもご。


・・・・・・・・。

め、メチャクチャに美味しい。
ぐにぐにの弾力。
力強くて滑らかな食感。
これホント、タイより美味しいんじゃないの?

「うん、美味しい」
「ホンマにメチャクチャ美味い」
「タイより美味い気がするなぁ」
みんなも絶賛。
もごもごもごもご。

これは最高。

今こそチヌを食すべし。

オススメですよ。



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ただいまチヌの解体中。

依頼内容は「チヌを刺身に」ということだけで、
頭はいらないカマもいらないとのことでしたので、
今回は手間をかけずに手抜き作業。

頭部を切り離し、腹を開いて、
という工程を省略し一気に斜めにズバッと切断。
頭部とカマの部分を一度に取り外しそのまま廃棄。

あとは、腹腔内をよく水洗いし、
スパンスパンと3枚におろしてまいります。


あとはあばら骨の部分を削ぎ落とし、
背中側、腹側と身を切り分け、
あいだの骨のある部分を薄く切り取りまして、
これにて身に骨が1本も残っていない状態となりました。

ここまでくればもう完成間近。
あとは、皮をひいて、
好みの厚さに切り分けて、
刺身にしていくだけですね。



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活き締めにし、おとなしくなったところで、
まずはウロコをとってまいります。

ブリなどの鱗が細かい魚なんかは、
「カナタワシ」などを使ったほうが簡単なのですが、
タイ系のウロコが大きいタイプには、
専用の「ウロコ落とし」もしくは「包丁」を使用して、
尾ビレ側から頭に向かってゴリゴリと、
ウロコを削ぎあげるようにして、
はがしていくことになるんですよね。

しかし、アレですよね。
チヌは28(にっぱち)という言葉がありますように、
チヌの美味しいとされる時期は2月と8月(旧暦)で、
今なら3月と9月あたりになりますよね。
時期的にはちょっとまだ早いような気もしますが、
実際に食べてみないとホントのところは分かりませんよね。

旬の時期ならタイよりも美味しいといわれるチヌ。
もしかしたら、今がその時期って可能性もありますもんね。

さっ、ウロコをすべて落としたところで、
次は内臓の除去に取り掛かることにいたしましょう。



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どりゃあっ!!

ザクッ。
首の骨を切断した手応えを感じたところで処理完了。

大型のお魚、例えばブリなんかでも、
活き締めの方法は基本的に同じ。
背骨(首の所)を切断することで
活き締めの処理が完了するわけなんですね。

っとォ。
何かが動いた。

動きましたよ。
尾ビレのあたりから小さくて黒いのが泳ぎ出てきた。
ホラ、コレ。


見えますか。
尾ビレの後ろ。
小さくて黒っぽい点みたいなモノ。
それはさらにマナイタの表面についた水の層の中を泳いで、
上の方へと移動していったわけですが、
ま、なんといいますか、
特に驚くような相手ではございません。

こう見えて、一応、寄生虫的な生物なのですが、
こちらでは「ハダムシ」と呼ばれる存在で、
魚の表面にくっついている小さな生命体。
特に珍しいモノでもないので、今回は相手にせず、
料理の方を進めてまいりたいと思います。



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魚の少ないこの時期でもチヌは市場でときおり見かける。
で、この季節、味の方はどうなんだろうなって、
気にはなっていたのですが、
わざわざ買って確かめるほどの興味はなくって、
そのままスルーしていたわけなんですが、
突然チャンスが舞い込んでまいりました。
チヌをさばいてほしいという依頼なのですが、
その報酬として1尾をくれるって話なんですよね。
そういうことならやりましょう!


というわけで、さっそくチヌはマナイタの上。

まだ、元気にビチバチ跳ねたりしておりますので、
まずは活き締め作業から。
テカギがあればコメカミに一撃で済むのですが、
あいにく近くに見当たらない。
ま、無ければないでもかまわない。
基本は背骨(首の骨)を切断すればいいわけですから。

作業しやすいように、チヌの向きを変えて、
エラの中へと包丁を差し込み刃先を背骨の上にあてがう。

せーの、どりゃっ!!



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市場の待合室でいいもの発見。
こちらは「ガンザ」こと「タマガンゾウビラメ」を干したもので、
「ヒガレ」と呼ばれているものなんですよね。

新鮮なものなら刺身で食べても美味、
唐揚げにしても美味しい「ガンザ」ではありますが、
こうやって「干物」にすると、
高級品として扱われますし、
炙って食べると味わい深くて美味しいんですよねぇ。

あらかじめ、ぐにぐにしながら身をほぐしたり、
木槌とか金槌とかで叩いておくと骨離れがよくなるんですよね。

それを石油ストーブとかの上で焼いて、
アツアツのところをあちあち言いながら手に取って、
バリバリに割ったり、身を引っぺがしたり、
小さいものなら小骨ごとバリバリ食べちゃってもいい。

とにかく旨味がすごくて、
おやつ感覚でもいけるし、
もちろんお酒にだって合う。

機会がありましたら、ぜひ食べてみてくださいね。

ちなみに、干す前はこんな感じ。↓


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引田漁協魚市場より「ガシラ」
「ガンメ」なんて呼ばれる場合もありますが、
標準和名は「カサゴ」なんですよね。
メバルによく似たお魚ですが、
慣れてくると、
全身のまだら模様ですぐに見分けがつきます。
季節によってそれほど味も変わらず、
一年中美味しくいただくことができるお魚で、
煮付け、から揚げ、などがオススメ。
そうそう、味噌汁なんかにしても驚くほど美味しいんですよね。
もうね、料亭の味がするの。
これホント。

ぜひ、ご家庭でも試していただきたいと思います。


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引田漁協魚市場より「クロメバル」
こうやって見ると、
目の張り出し感がすごい。

さすがは「眼張」って感じですよね。

そして体が黒いから「黒眼張」
塩焼きなんかもアリですが、
煮付けにすると、
弾力のあるプリプリの身で、
とんでもなく美味しいんですよね。

身離れもよくって食べやすいし。
大きいものなら刺身も美味。

かなりの高級魚ですので、
軽い気持ちで購入してみるというわけにはまいりませんが、
食べて損なしその価値あり。

機会がありましたらぜひ食べてみてくださいね。



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引田漁協魚市場より「アカエイ」
エイってアレなんですよね。

食用としての人気はそれほどなさそうだし、
かといって、まったく美味しくないわけでもなく、
唐揚げにしたり煮付けにしたりすると、
軟骨コリコリで食感を楽しめるし、
普通に美味しくいただける。
とはいえ、1尾まるごと買ったって、
身の量が多すぎて食べきることができないし、と。

そんなこんなで、なんとも微妙な存在なんですよね。


見た目的にもなんていうのかな、
眼光が鋭かったり、
目の後ろに謎の大穴が開いていたりして少々不気味。

また、大きいものだとかなりの迫力で暴れたりもしますし、
尻尾の付け根付近には毒針があったりもしますので、
なかなかに怖くて危険なイメージがございます。

でも大丈夫。

バタッと裏返しにいたしますとこの通り。

どうですか?

色合いも明るく、
口のあたりなんかは、
可愛らしい表情に見えてきたりもして、
雰囲気的には、
なんとなく親しみやすい感じになるんですよね。



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こちらは引田漁協の事務所より車で数分。
B料理長が担当するエサ部門の管轄区域。
朝の市場のセリが終わって、
すぐさま海苔の出荷作業。
えいさほいさと力を合わせて運んで持ちあげ積み上げて。
乾のりの詰まった段ボール箱満載のトレーラーを見送りまして、
そしてここから始まるのは、
冷凍サバのラップぐるぐる巻き作業。

運び込まれた冷凍サバは、
パレットの上できれいに組み上げられまして、
フォークリフトで我ら「巻き」担当の前まで運ばれてまいります。

それに巨大なビニール袋をかぶせ、
巨大なラップで全体をぐるぐる巻きに。

荷崩れせぬようギッチリぎゅうぎゅう。

途中、三半規管がやられて、
くらくらに目が回ってきたり、

気分が悪くなってきたりもいたしますが、

初めての作業ではございませんので、
そこは自分でスピード調整。

お昼までにはなんとかすべての作業を終えて、
自動販売機の前でひと息つく、
我ら一同でございます。



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引田漁協魚市場より「ナマコ」
魚の少ないこの時期でも、
ナマコだけは朝の市場に並んでる。

数は多くはないのですが、
それぞれ袋に分けられて、
「赤」と「青」の色違いのナマコ。
一般的に「赤ナマコ」のほうが美味しいとされていて、
お値段も「青」より高め。
でも、青のナマコだって普通に美味しいんですよね。

薄く切って酢の物で食べるのがオススメ。

コリコリの食感とキシキシとした歯応え。
あの感覚はナマコ以外じゃ味わえない。

「だいだい」とか柑橘系のものとよく合うんですよね。



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引田漁協魚市場より「イシガレイ」
カレイはカレイでも、
その名の通り、体に「石」がついてるカレイなんですよね。
よく見てみると、
体の中心線やヒレ近くの部分などが、
盛り上がっててゴツゴツしている。

指先でつついてみますと、
カチカチで質感はまさに「石」

顔のあたりもゴツゴツの石。

さすが「イシガレイ」

食べるときにこの石が邪魔になりそうな気もしますが、
煮付けなんかにするとポロっとはがれますので、
そのあたりは御心配なく。

美味しいお魚ですので、
機会があればぜひ食べてみてくださいね。



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引田漁協魚市場より「テナガコブシ」
てのひらに乗るような小さいカニさんですが、
その名の通り腕だけ異様に長いんです。
でもね、これでも短いほう。
胴体が同じサイズで、
腕だけこの個体の倍ぐらい長いのだっていますからね。

腕の長さは雄雌の差かなとも思うのですが、
そのあたりはまだ未確認。
食用とはしないため、
通常、市場で見かけることはございません。
今回はたまたまですね、
別の魚に混ざって市場に持ち込まれたのを見つけ、
撮影用にと確保しておいたんですよね。

ですから、撮影をすますと特に用無し。
まだ、元気に動いておりましたので、
そのまま海にポイッと放流。

やさしく逃がしてあげたんですよね。



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今週は早出の当番。
ですから、いつもなら見られない、
漁師さんの選別作業なんかも撮影できちゃう。

チヌやメバルやヒラメやカレイ。
ビチビチバタバタ。
跳ねる魚を捕まえてザシュ。
テカギで活き締め。
種類ごとにより分けながら、
それぞれをセイロの中へと入れていくわけなんですね。


しかしながら、アレなんですよね。

ここのところホント魚が少ないんですよね。

時期的なものとか、
天候の影響なんかもあって、
最近の市場はだいたいこんな感じ。

並んだセイロもかなり少なめ。
セリ開始までに多少は増えたりするのですが、
それでも寂しいことに変わりなし。
静けさに包まれた市場の朝でございます。



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引田漁協魚市場より「ガンザ」
標準和名「タマガンゾウビラメ」
お昼の市でみかけるお魚。
小さくて薄っぺらで、
食べるところがなさそうに見える「ガンザ」ですが、
意外と人気は高くって、
干して「ヒガレ」として食べるのも定番ですが、
オススメの食べ方はお刺身。

新鮮なものを刺身でいただくと、
これはもう、それはもう。

歯応え最高、味わい最高、
とんでもなく美味しいんですよね。

ま、料理に手間はかかりますけど。

あとは唐揚げもいい。

アツアツをポン酢でいただくと非常に美味。
また二度揚げして、
小骨やヒレまでガリガリかじって食べるのも美味しいんですよね。

機会がありましたらぜひ食べてみてくださいね。


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時期的な関係で「ひけた鰤」の出荷はすでに終わっておりまして、
この時期に入手するのは非常に困難といいますか、
ほぼ不可能といってもいいような状態なのですが、
我が家の冷蔵庫、冷凍室にはストックあり。
年末に切り身にして冷凍しておいたものを、
このタイミングで取り出してきまして、
フライパンを使って甘辛く仕上げて完成。

こちらは「ひけた鰤」の照り焼き風。
これがとんでもなく美味しいんですよね。
身はキュッと締まってて、
噛めば脂がじゅわっと出てくる。

うん、美味しい。

定期的に食べたくなることを想定し、
我が家では計画的に切り身を冷凍保存しておりますので、
あと数回分はこの味を楽しむことができるんですよねぇ。


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こちらは引田漁協の魚市場。

年が明けてから、
天候などの影響もありまして、
市場に並ぶ魚が少ないんですよね。

朝のセリだって開始直後にすぐ終了。
魚が少ないとどうしてもそうなっちゃうんですよね。

そんな状況ではありますが、
今回、ご紹介させていただくのはコチラ。
「マコガレイ」
卵をもっていたり、
すでに産卵を終えてお腹がペチャンコになっていたりと、
完全に旬ハズレの時期ではありますが、
それでも「カレイ」は「カレイ」ですから、
それなりに美味しくいただくことができるんですよね。

身はやわらかく、水っぽく、べちゃべちゃっぽくはなりますが、
煮付けなんかで食べると,
普通に美味しいと思うんですよね。

あと、唐揚げとか。

機会があればぜひ、食べてみてくださいね。


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海苔の出荷。

各生産者の工場から集荷してまいりました、
「乾のり」がギッシリと詰まった段ボール箱を、
出荷用のトレーラーへと積み込んでいるところなんですよね。
箱ひとつひとつの重さはそれほどでもないのですが、
しかしながら、
そんなに軽くもないわけで、
連続で何箱も運んでは持ち上げて、
そんな作業を繰り返しておりますと、
ふうふうはあはあ、
息が上がってまいります。


コロコロローラーなんかも使用して効率的に、
みんなで協力しながら、えいさ、ほいさ。

箱を運んで積み重ねる。
無心で作業に没頭しておりますと、
いつのまにかトレーラーは海苔の箱でいっぱいに。
ふうふう、はあはあ。

朝から体は疲労困憊。
でもって、出荷作業の翌日あたりは、
だいたい全身筋肉痛。

特に背中と腰にくるんですよね。



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こ、こ、こ、こちらは引田漁協魚市場。

朝のセリが始まる30分ほど前。
東の空に未確認の飛行物体を発見ス。

当初は同じ方向に同じ速度で、
2体が移動していたのですが、
1体は山に隠れて姿を消し、
もう1体だけが空中で移動を続けている。
「前は、3つ一緒におるんをみたことがある」
第一発見者の未確認飛行物体に詳しい方によると、
同じような現象を何度か目撃したことがあるそうで、
おかしな動きをしたり急に消えたりするのだそう。

「ああっ、今度は黒いヤツがきた」
A料理長が空を指さす。
「ああっ、黒が白に追いつく」
今度は販売部Kさんの声。
後方から突如として現れた謎の黒い飛行物体。
それは先行する白く輝く未確認飛行物体に追いつき、
そして追い越し、山のむこうへと消えていったわけですが、
あとで写真を確認してみたところ、
コレ、アレですね。

黒のほうは普通に「飛行機」ですね。

垂直尾翼とかの形もハッキリ見えるし。

しかしながら、
飛行機型の未確認飛行物体ということも考えられますので、
決めつけてしまうのはよくない気もいたします。
あと、白の方については、
ホントに何なのかよくわからないんですよね。



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さてさて、こちらのお魚は「シマアジ」
作年末に市場で撮影したものなのですが、
時期が時期だけにいろいろ忙しくて、
紹介するのがこのタイミングになってしまいました。

そもそも「シマアジ」は引田ではなかなかお目にかかれないお魚で、
ワタクシも過去に数回しか見たことがないんですよね。
でも、特徴的な顔つきと体形と、
その大きさで見分けはすぐにつきます。

高級魚ではありますが、
それだけの価値がある美味しいお魚。
特にお刺身でいただくのがオススメです。

皆様もぜひ、
機会があれば食べてみてくださいね。



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引田漁協の事務所に飾ってあった、
「しめなわ」なんかをすべて集めて車に乗り込みブロロロロ。
やってまいりましたのは朝の誉田八幡宮。
こちらは「どんど焼き」の真っ最中。

とは言ってもまだ時間が早いから、
始まったばかりかもしれませんね。
段ボール箱にいっぱいのしめ縄を抱えて、
近づいてまいりますと、
「そのまま放り込んで」
と、宮司さん。
それじゃ、よろしくお願いしまーす!!
えいやぁっ。

指示通りに箱ごとドサッ。
一瞬、炎が大きく広がり、
しめ縄をやさしく包み込む。
無病息災やアレやコレ。

感謝の気持ちとともに、
いろんなことを願いながら、
燃え上がる炎と煙を見つめ続ける、
そんなひとときでございます。



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誉田八幡宮。
みんなでおみくじを引き終えて、
そろそろ解散という流れになったところで、
本殿の中から宮司さんの呼ぶ声が。
「おーい、おーい」
「忘れ物、忘れ物」
「御神体を置いたままにしとる」
「船神様を忘れとる」
あわててB料理長が本殿へと戻りまして、
新年早々いいわけ漁協。
決して「御神体」のことを忘れていたわけではなく、
みんなで「おみくじ」をひくあいだだけ、
本殿のほうで待ってもらっていた、
いや、お待ちいただいていたのだ、
という強引な主張を繰り返し、
宮司さんもなかばあきれ顔。

そういえば、去年は「御神体」を授与所に置き忘れてましたよね。
ま、いろんなことがございますが、
今年も頑張ってまいりましょうか。



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やる前から負けることを考えてるわけじゃないけれど、
もう、大吉なんて出ないんじゃないかって、
なんとなくそんな気がする。

そもそもワタクシ運がいいほうではないし、
ここ数年の結果は、
「末吉」「小吉」「大吉」「大吉」「末吉」「大吉」「末吉」「末吉」
過去には「凶」を引き当てたことすらありますからね。

でもね、おみくじって結果がすべてじゃないと思うんですよね。
出てきた「運勢」がどうあれ、
それをありがたく心に受け止めて、
これからの生活を送っていけばいいんだと思うんですよ。


そんなこんなでピロピロピロッ。
選んだおみくじを広げてまいりますと、
でてきたのはなんと「中吉」

予想よりもいい結果。

ひきしおの 引くはみちくる あしたあり
心しずかに ときをまつべし
たしかに、やまない雨はないっていうし、
沈んだ太陽も次の日にはまた昇ってくる。
ひいた潮がそのうち満ちてくるのも、これまた道理。

お言葉をありがたく受け止めまして、
ささいなことに一喜一憂せず、
新たな年を心静かに過ごしてまいりたいと思います。



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続いてB料理長がおみくじ挑戦。
選んだのは上の段中央。
その結果、出たのは「中吉」
元気を出して捨てるべきはすて進む所へ進め
と、力強く前向きなお言葉をいただいた様子。
そして次は販売部Kさん。
ワタクシ思うに、
販売部Kさんって隠れた強運の持ち主だと思うんですよね。
なんだかんだで「大吉」を引き当てる確率が高いように思うんです。
みててくださいよ。
100円入れて、おみくじを選んで。

ピロピロピロっと広げると・・・。
「はい、大吉」(販売部Kさん談)
ホラね。
そんな気がしてた。
やっぱり運がいい人ってのは、
どうやったって運がいい。
どれを選んでも「大吉」が出てくるだろうし、
自然と手が「大吉」を選ぶんだろうなって気がする。
で、次はワタクシの番になるわけですが、
なんとなくですが、
もうすでに「大吉」は出尽くしちゃってるような気がするんですよねぇ。


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「あれ、吉や、おかしいな、いつも大吉やのに」
というわけで、毎年おみくじの結果が、
ほぼ大吉であると豪語する奥村さんではありましたが、
今年の結果は「吉」だったようで、なんだかちょっぴり不満顔。

とは言っても、「吉」って「大吉」の次にいいヤツですから、
2位であり、準優勝であり、銀メダルみたいなものですよ。

ぜんぜん悪くない。

「吉かぁ」
大丈夫、大丈夫ですって内容もホラ。

こちらにすればあちらにわるく、右によくすれば左にわるく常に心の迷いあり、腹立ちやすい心を抑えて利欲をすて、驕りを戒めれば人望まし利益を得ます
えーと、いろいろあっても結局は人望が増すってコトですよね。

よかったよかった。

他のトコロだってホラ。
恋愛 思い通りにならぬ
縁談 いろいろと心まよえば時をうしなう
・・・・・。

でもホラ。

結局は2位ですからね。

準優勝で銀メダル。

悪くないと思うんですけどねぇ。

「・・・・・・・・・・」(奥村さん談)


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というわけですべての儀式を終えまして、
太鼓等をいったん車に片付けてから、
みんなで今年も「おみくじ」勝負。

「いっとこか」
毎年おみくじの結果がほぼ「大吉」だと豪語する奥村さんは、
「大吉の奥村」もしくは「キチダイの奥村」の異名を持つ、
運勢常に上向き人間。

授与所の前でおみくじ自販機を発見し、
「今年からこれ?」
新型コロナ対策の一環として導入されたであろう新型機を前に、
気合を入れなおす奥村さん。

コイン投入口に100円硬貨を入れまして、
「よっし、これにしとこか」
奥村さん強運の右腕が今年の獲物を捕らえる。
選んだのは一番下の段、左から3番目。
個別包装されたビニール袋を取り外し、
備え付けの回収小箱の中へと入れる。
さあ、やってまいりました。

勝負の時間でございます。

奥村さんの今年の運勢やいかに。
それではおみくじを開いていただきましょう!!

お願いしますッ!!



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毎年恒例「乗り初め」の儀式。
本殿へと移動しました我ら一同は、
まずは新年の参拝をすませ、
神妙な面持ちで神聖なる区域へと入ってまいります。

代表者が奥へと進み、
「船神様」とよばれる御神体をお祀りする。
宮司さんが用意してくれたホットカーペットの上に着座。
太鼓を設置し、歌詞カードを開き準備完了。
おーうをほん、よをかあれな、 このよ、
かああれよ、かーれよを、かあれ、かあれえ-なああ、
じょううをろうわ、みーめえよーかあれなん、
かかーほれんええー、がんじょうろ、
よをけんええれーえば、まあたあの、
えい、えい、この、この、この、こんごを、えーえ、
こをほえへ、えへも、ひよえー、
こをとんほほばんはあはーもををよん、
ほん、ほん、ほん、ほししいな、
「ウイー」

ああやは、うははん、はははん、
ようけん、 ええれ。
ちなみに、「ウイー」の奇声はワタクシのソロパート。
今年の「ウイー」の出来はいまひとつだったかな。

とにかく神前にて御唄を歌い終えまして、
この日のすべての儀式が終了となるわけでございます。



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というわけで、1月2日の朝。
誉田八幡宮で引田漁協の御船「八幡丸」に乗り込み、
恒例儀式「乗り初め」を終えたあと、
今度は八幡宮の本殿へと移動いたします。
しかし、朝の神社ってのは清々しい。

空気が澄んでて気持ちいい。
「おっ、この馬の前で記念に写真とってくれ」
船長の依頼に快く応じまして、
パシャリと撮影。

そうしておりますと、販売部Kさんが、
その凛々しい神馬の銅像を見上げながら口を開く。

「子供のときになぁ」
はぁ。
「この馬の背中に乗ってみたんやけど」
ば、罰当たりな行為ですね。

「転げ落ちて、気付いたら手首が反対むいとった」
まさに神罰。

「痛ぁはなかったんやけど手首の角度が怖ぁて」
逆向きですもんね。

「手が手がぁ、って言いながら家に帰った」
よい子のみんなは決してマネしないように。

それでは、本殿に向かいますか。


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というわけで昨日。
1月2日は、毎年恒例「乗り初め」の儀式の日。
朝の配達を終えて戻ってくると、
事務所でみんなが準備を進めてくれておりましたので、
そのまま車に太鼓、バチ、御神体、御神酒、等々、積み込んで、
誉田八幡宮へと移動。
引田漁協の御船「八幡丸」が格納されております、
蔵の扉の前までやってきたところで、
販売部Kさんが「あっ」と小さく声を漏らす。
でも、御心配なく大丈夫。
今年は抜かりなく持ってきておりますホラ。

蔵のカギでしょ。

「よかった、忘れてきたんかと思た」(販売部Kさん談)

カギをガチャガチャ。
扉をオープン。
腰をかがめて八幡丸の中へと乗り込みまして、
今年も恒例「乗り初め」の儀式開始。

めぇ~でぇ~たぁあいぃぃいなぁ、ごようはぁ、
んめぇ~でたあ、はぁ~のおおおぉのほん、
えいそぉりゃあわあぁかぁ、
ええだぁああもえ、えぇえぇさぁあぁかぁゆ、
の~おおえぇえこぉほぉもぉ、はぁあああもおぉ。

ドーン。
歌詞カードを片手にみんなそれぞれ真剣に。
船歌を今年も熱唱。
早朝の境内にわれらの歌声が響き渡るわけでございます。



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引田漁協の魚市場。
あたりは真っ暗で誰もいない。
えー、ワタクシ今年は当たり年。

元日の昨日も、
そして1月2日の今日もですね、
連続の当番が当たっておりまして、
.こうして早朝配達の準備を進めているところなんですよね。
で、配達が終わったころに販売部Kさんたちがやってきて、
みんなで誉田八幡宮へと移動し、
恒例の「乗り初め」の儀式に参加する予定。

そしてですよ、いよいよですよ。

明日、1月3日。
ワタクシについに「完全休日」がやってくる。
ワー!ワー!ワー!ワー!

休みだ!休みだ!休みですよ!

ついに「休日」がやってきますよ!!

そんでもってその翌日。
1月4日からは引田漁協は通常営業。

しかも、当番表をみてみると、
ワタクシ残業当番が当たってるみたいですね。


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