
「おーい」
奥村さんの合図を受けて「下」のスイッチON。
グオーンという音とともにワイヤーが出ていき、
奥村さんが乗る台車がレールの上を伝って、
海の方へとゆっくり移動してまいります。
これから始まるのは上架作業。

船底のメンテナンスなどを行うために、
船を陸上へとあげてくるわけなんですね。
ポールをつかんで勇ましく台に立つ奥村さん。

ワタクシがボタンを押し続ける限り、
ワイヤーは出続け台車は下がっていくわけですが、
奥村さんの合図が出るまでは決してボタンを離してはならない。

それは台車が海中へと沈みこみ、
足場をなくした奥村さんがポールによじ登り始めても同じこと。
ただただ、奥村さんの動きを凝視し、
ボタンを押したまま合図が送られてくるのをじっと待つ。

「おーい」
奥村さんが小さく手を挙げるのを見てボタンを離すと台車は停止。
とりあえず今のところ作業は順調に進んでいるようでございます。



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こちらは引田漁協の市場前。
今朝の仕事は奥村さんのお手伝い。
昨日、電話がかかってまいりまして、
朝6時30分に集合とのことでしたので、
遅れぬように早めに到着。

あとからやってきた奥村さんとともに、
事務所を出て上架施設まで車で移動。
潮のタイミングを計りながら、
作業の準備をすすめてまいります。

奥村さんは足場となるポールを設置し、
ワタクシはボタンがビッシリ並んだリモコンとにらめっこ。

上から順番に「入」「切」「上」「下」「入」「切」
そして「入」と「切」のボタンには絶対に触るなとの、
指令が下っておりますので、
ワタクシが触っていいのは「上」と「下」のボタンだけ。

すべては奥村さんの合図で行動開始ということで、
ワタクシじっとそのときを待つばかりでございます。



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もごもごもごもご。

なんといっても「ゲタ」は「ムニエル」
なんといわれても「ゲタ」は「ムニエル」
これがとんでもなく美味しいんですよねぇ。

ゲタって見かけによらず肉厚で、
サイドの小骨にさえ注意すれば、
身離れもよく食べやすい。

お口の中に入れると、表面のパリッとした食感。
ふわっとした身のバランスがもう最高。

たまらないから夢中で食べる。
夢中だから無口で食べる。
黙って夢中でもごもごもごもご。

ゆずのポン酢もメチャクチャに合う。

しっかし美味しい。
ホント美味しい。
この世界でもっとも美味しい食べ物があるとすれば、
もしかしたらコレがそれなのかもしれない。

そんな気さえするゲタのムニエル。
毎日毎食これだけでいい。
そんな気になるゲタのムニエル。
とにかくオススメ、ゲタのムニエル。

この時期にぜひ食べていただきたいと思います。



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オススメの食べ方はやっぱりムニエル。

ゲタといったら絶対「ムニエル」
唐揚げもアリだけど、
煮付けだってアリなんだけど、
刺身よりもなによりも、
とにかく「ムニエル」が食べたくなるんですよね。

ホント無性に食べたくなる。
というわけで、購入した「ゲタ」をムニエルに。
頭を除去しウロコを落とし、
背中側の皮だけはぎ取って下処理完了。
いったん水できれいに洗って水気を軽くふき取って、
塩コショーで味付け。
小麦粉をまぶしてから、
フライパンでよーく焼いたら出来上がり。

出来立てアツアツをお皿にとって、
ゆずのポン酢をトクトクッとかけて。
今年初めての「ゲタ」
待望の「ムニエル」でいただいてみたいと思います。



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この時期は「ゲタ」
お昼の市場は「ゲタ」が多め。
というより並んだ魚はほぼ「ゲタ」ばっかり。
でもね、このゲタが美味しいんですよね。

個人的に大好きなお魚で、
この時期ぜったいに食べたくなる。

ワタクシ、この機会にですね、
この「ゲタ」」を購入しようと思っているのですが、
ホント料理も簡単で、
頭を落としてウロコをとって皮をはがすだけ。
あとは、唐揚げ、ムニエル、煮付け等々。
新鮮なモノなら刺身もオススメ。

皆様もぜひ、この時期の「ゲタ」
食べていただきたいと思います。



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というわけでエイの旅。

船から海へ。
そして海から陸へ。
フォークリフトでグイーン。
そのまま吊られて運ばれて、
ついに市場にたどり着く。
ここからは再び販売部Kさんの出番。

ロープをつかんで引っ張って。
ハカリの前まで最後の移動。


こうして運ばれてきたエイを1尾ずつ計量し、
重量を記入した紙をそれぞれに貼り付ける。

それからヒレを丸めて折り畳み、
キッチリと木箱に入れ込む作業をしておりますと、
別の漁師さんの軽トラック到着。

荷台から降ろされたのは、エイ、エイ、エイ。

これまた大量のエイ。
こうして市場は次々と運び込まれる「アカエイ」で、
いっぱいになっていくわけでございます。



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というわけで、大量のエイを漁師さんから託された販売部Kさん。
水の浮力を利用して、
市場の前までなんとか引っ張ってきたわけですが、
よく考えるとアレですよね。

この場所までは持ってくることができても、
市場に並べるには結局水から揚げる必要がありますよね。

そうなると、船から陸への運び降ろしですら困難であったものを、
今度は水中から引っ張り上げるコトになるわけで、
どう考えてもそんなの無理。

人の力じゃ絶対無理。

そこで機械の出番となるわけです。


B料理長がグイィーン。
フォークリフトで岸壁ギリギリまでお出迎え。

リフトのツメに販売部Kさんが、
ロープの端をグルグルッと結びつけると準備完了。

グォーン。
操縦席でレバーを操作し、
見事にエイを吊り上げるB料理長。
こうして機械の力を利用して、
エイたちは市場へと運ばれることになるわけでございます。



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というわけで、こちらは引田漁協のお昼の市場。
並んでいるのはエイ、エイ、エイ、エイ。
標準和名「アカエイ」ですが、これが結構とれている。
1尾ずつ計量し、
重量を書き込んだ紙をペタペタと貼りつけておりますと、
「おーい、おーい」と船の方から漁師さんの声がする。

目をやると船の上で大量のエイを抱える漁師さん。
それを船べりから海へドッボーン。

エイってあまり人気がないんですよね。

だから市場で高値がつかない。

ですから、漁師さんもセリに出さずに、
放流してやったのかななんて思ってたら、
どうやらそうじゃなかったみたい。


販売部Kさんが船の方へと駆け寄って、
漁師さんから手渡しで受け取ったロープ。
その先をたどっていくと、
さっき放り込んだエイたちに繋がっておりまして、
うっしょうっしょ。
エイのお散歩状態で市場の前までロープを引っ張る販売部Kさん。
つまりはこういうこと。

大量にエイをとったものの、
重すぎて船から陸へと運ぶことがことができない。
けれど、水の中なら浮力があるから、
陸上に比べて少しの力で動かすことが可能なので、
すべてのエイをロ-プにつないでドッボーン。
誰でもいいから「おーい、おーい」と呼び寄せて、
あとはまかせた、ということだったんですね。



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今日もお昼のセリあるんですかね?
朝一番に事務所に到着して、
ワタクシが発した何気ない一言に、
「今日はある、昨日も言うたやろ凍っとったやろ」
A料理長の言葉にワタクシ記憶がよみがえる。

そういえば、前日も同じやりとりしたんだった。

そもそも、事務所の窓から船の様子を見れば、
出漁してるかどうかはすぐにわかるのですが、
A料理長によるとですね、
この時期ならば家を出た時点である程度の予測はできるのだそう。
チェックするのは自動車のフロントガラス。

ここが凍結してれば「出漁してる可能性アリ」なんですって。
なぜかというと、
「それだけ風が吹いてなかったってコトや」(A料理長談)
フロントガラスに霜が降りるには、
いくつかの条件がそろう必要があるみたいで、
そのうちのひとつが「風が強くないコト」
「今日も凍っとったやろ」
確かに、今朝はガチガチに凍ってた。

ってことは風が吹いていなかった。
ってことは凪だから出漁してる可能性大。
だから、いちいち聞くな。
フロントガラスを見た時点で感じろ。
ってコトなんですね。

今後は気をつけたいと思います。



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引田漁協魚市場より「ビングシ」
標準和名は「セトダイ」
黄色っぽくてシマシマで、
見た目的に可愛い感じのするお魚さんですが、
今回はそっちじゃなくてこっち。
セトダイをぐるっと囲むようにして動いてる、
黒っぽくて長い方。

こちらは「アナゴ」なのですが、
脱走癖があるんですよね。


撮影してるとニョロニョロニョロ。
箱から這い出て市場の床へと逃亡するので、
ワタクシあわてて箱の中へと戻したんですよね。

だけどあんまり意味はなくって、
すぐにニョロニョロ再脱走。

捕まえては戻し、戻しては逃げられて。
本当にキリがない。

そういうわけで、最終的にはもう誰も戻そうともしなくなって、
結局は脱走状態のまま、
このアナゴはこの箱の中にいるってコトにして、
セリは進められていくわけでございます。



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最近の引田漁協の市場の様子。

セリ開始30分前。
まったくの活気無し。

魚の少ない時期でもあるし、
天候の関係で漁に出られなかったりして、
こんな感じの日が多いんですよね。

「今日これだけ?帰ろ」
なんて、状況を見て、
セリに参加せずすぐに帰っちゃう仲買人さんもいるぐらい。
それでも時間になればセリ開始。


「赤ナマコ!!」
セリ人の奥村さんの声。
他の仲買人さんに見えぬよう、
後ろを向いて勝負の額を、
手持ちのミニ黒板にチョークで記入する販売部Kさん。
せーので、それぞれの額をみんなが出し合って、
最も高値を付けたひとが勝者。

「次、青ナマコ!」
で、本日の朝市終了。

セリに要した時間は、
実質1分ないくらいなんですよねぇ。



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というわけでシロナマコを引き取りに、
引田漁協へと来てくださった、
どこまでもナマコにやさしい、
香川県水産試験場のナマコ担当者さん。

人の体温でナマコがヤケドせぬようゴム手袋を装着し、
さらには足がちぎれたりせぬよう、
細心の注意を払いながら、
そっとやさしくナマコをはがしてまいります。

待つこと数分。
見事、無傷でナマコをカゴの網目から取り外すことに成功。


そんでもって、持ち帰るため専用の容器へ移し入れる。
よかったよかったというコトで、
ワタクシならばさっさとフタして現場を後にするところではありますが、
香川県水産試験場ナマコ担当ともなると、
そんな軽率な行動はとらないんです。

容器の中に入って環境が変わったことで、
ナマコに急な変化が生じていないか、
ストレスによってナマコが苦しんでいやしないか、
寂しがってやしないか、お腹を空かせてはいないか、
やさしい眼差しでナマコの健康状態、精神状態を確認し、
フタをするのは最後の最後。

どこまでもナマコに寄り添うその気持ちが大切なんですね。



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そしてお昼前の時間になって受取人到着。

行き場のなかった「シロナマコ」をですね、
引き取ってくださる心優しいこのお方こそ、
何を隠そう香川県水産試験場のナマコ担当者さん。

鳥などにつつかれぬよう、
フタとして詰めてあった発泡スチロール箱を外し、
中をのぞき込みますと、アレ。

白いナマコがいなくなってる。

一瞬驚いてしまいましたが大丈夫。

よく見るとカゴの側面にくっついてました。


カゴの網目にちっちゃい足をかけて、
ガッチリとしがみついていたんですねぇ。

よかったよかったというコトで、
ワタクシならばガシッと捕まえ引っぺがすところでありますが、
香川県水産試験場ナマコ担当ともなると、
そんな荒っぽいやり方はしないんです。

「強引に引っ張るとナマコの足がちぎれるんですよね」
ナマコの負担にならないように指先で少しずつ、
根気よく網目から足を外していくんですって。

しかも、素手でなんか絶対に触らない。

「人間の体温でヤケドしちゃいますからね」
そういいながらゴム手袋装着。
ナマコは友達。
どこまでもナマコにやさしい担当者さんでございます。



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というわけで、こちらが「白いナマコ」
通称「シロナマコ」
船の上で写真を撮らせていただくと、
この通り真っ白にみえるでしょ。

でもね、これって背景の色との関係で、
そう見えるだけで、
本当に真っ白い発泡スチロールをバックにすると、
同じナマコでも、
すっごい黒ずんで見えるといいますか、
紫がかって見えたりもするんですよね。


発泡スチロール箱に入れるため、
つかみあげてみるとピューーーーーッ。
シロナマコ、歓喜の放水。

「香川県水産試験場」に行けることになって、
喜んでいるのかもしれませんね。
とりあえず受け渡しの時までは、
こちらで保管することになりましたので、
引田漁協へと戻り市場の水槽へ。

気が付くといつのまにか、
真ん丸のボール状に変形しておりましたが、
ナマコって体型がすぐ変わるから、
特に気にする必要はないんですよね。



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「あれ、見えんぞ、奥の方かな」
やっぱり歩いて移動したりするんですかねぇ。

活け間の奥にたま網を突っ込み、
ガサガサごそごそ。
こちらは再び船の上。
先日ご紹介させていただきました、
「白いナマコ」いわゆる「シロナマコ」の件で、
ちょっとした進展がございまして、
前回は「水族館」に「必要ない」と戦力外通告といいますか、
受取拒否をされた哀れな「シロナマコ」ですが、
捨てる神あれば拾う神あり。

今度は香川県水産試験場から連絡がありまして、
ブログで見た「シロナマコ」がまだあるのなら受け入れしたい、
との内容でしたので、
ワタクシあわてて漁師さんに連絡を取りまして、
「まだ、おるはず」
との返答を得て、
こうしてあわててやってきたわけなんですよね。

ガサガサごそごそ。
しかしながら、肝心の「シロナマコ」がなかなか出てこない。

「この奥の方におると思うんやけど」
空振りが何度か続き、
もしかしていないんじゃないの?
かなり雲行きが怪しくなってきたところで、
「おった、おった、おった」
やっと出てきた「シロナマコ」
とりあえず一安心でございます。



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引田漁協魚市場より「マダイ」
マダイといえばその昔、
漁師さんが作ってくれた「鯛めし」を思い出すんですよねぇ。

使用するマダイは養殖モノ。
なぜ「養殖」にこだわるのかといいますと、
それは腹の中の「脂」が必要だから。

養殖マダイの腹を開いたときに出てくる脂の塊を、
鯛めしを炊くときにですね、
いっしょにご飯に入れちゃうんですよね。

これが隠し味といいますか、
秘密の技といいますか、
とにかく味の決め手なんですって。
そうして出来上がった「鯛めし」は、
お米ひとつぶひとつぶに脂がコーティングされてて、
ねっとりとした感じと上品なタイの身があわさって、
極上の旨さなんですよね。

とにかく旨味がすごかった。

もう一度アレ食べてみたいなぁ。
そんなことをふと思ったりもする今日この頃でございます。


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満足満足。

本気で満腹。

量も多いし味もいい。
山賊村の「きつねうどん(普通)」は美味かった。

そしてこちらがですね、
A料理長が注文した「すじ肉ぶっかけ(小)」
山賊村の「人気メニュー」ですね。

ネギ、大根おろし、天かす、をうどんに乗せて、
そこにぶっかけのダシをトクトクトクッと注ぎ込み、
よーくよーく混ぜれば準備完了。


あとは一気にすすりこむだけ。

麺はつるつる、のど越し最高。
「きつねうどん」も美味しいけれど、
この「すじ肉ぶっかけ」も美味なんですよね。

しっかし(小)サイズでこの量ですもんね。
そもそも器からして大きさが違う。

我こそはという、
胃袋にかなり自信のある方だけ、
「大盛り(100円増し)」に挑戦してみてくださいね。



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というわけで席まで運ばれてまいりました。
こちらが「山賊村」の「きつね」の「普通」サイズ。

大きさを比較するため、
割り箸を置いてみましたが、
これじゃあそのサイズ感が伝わりませんね。

とにかく「普通」でこの大きさ。
「おあげ」なんて座布団くらいあるといったら大袈裟ですが、
それだけでお腹いっぱいになるほどのサイズなんです。


そしてうどんの麺のほうだって、
ズルズルズルズルズズッズズッ。

いくら食べても減った気がしない。
それでもズルズル、ズルズルルッ。

ぷはぁ。

食べた食べた。

美味しかったしお腹もいっぱい。

胃袋に自信のある方はぜひ、
「大盛り(100円増し)」を注文してみてくださいね。



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会議が長引いてお昼の時間になったところで、
今回はA料理長に連れられて、
「うどん店」へとやってまいりました。
こちらは香川県東かがわ市、
国道318号沿い、
山あいにある隠れ家的なお店、
「山賊村」でございます。

お店の中はこんな感じ。

ワタクシが注文したのは「きつね」
そしてA料理長が注文したのは、
人気メニュー「すじ肉ぶっかけ」の「小」
鉄の胃袋を持つA料理長がわざわざ「小」を選ぶってことは、
そういうことなんですよね。

こちらのお店は、量が多いことで有名な「うどん店」

ですから通常ならば「小」で充分。

軽い気持ちで「大」なんて注文しちゃったら、
あとで大変なことになるんですよね。



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というわけで漁師さんが活け間から取り出してくださったのは、
真っ白いナマコ、通称「シロナマコ」
突然変異で色素がアレで、
真っ白な体になっちゃった希少な個体。

ちまたでは、
「幸せのシロナマコ」とか「幸せを呼ぶシロナマコ」
などと呼ばれ、
縁起のいい存在として認知されつつあり、
テレビや地域のニュースなんかで紹介されているのを、
目にすることもございます。


そういうこともあって、
販売部Kさんを通じて県内の水族館に、
「シロナマコがとれたんだけどいらない?」
ってことを聞いてもらっていたのですが、
返ってきた返事は「いらない」とのこと。

せっかく漁師さんが無償で提供をって言ってくれてたのに・・・。

でもまあ、よくよく考えてみれば、
ナマコが白いからなんなんだって気もするし、
そんなことで「幸せ」なんかやってこないし、
食べるにしても普通の色の方が慣れてて抵抗ないし。

実際のところ、
シロナマコってそんなに人気はないのかもしれませんね。



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B料理長より「カメラを持って指定の場所へ行くように」
との指令といいますか電話連絡が入りまして、
ワタクシ指示に従ってやってまいりました。

こちらはちょっと離れた船着き場。
「こっちこっち」
案内されたのは船の上。
なんでもですね、
見せたいものがあるということで、
船の活け間の木蓋をパカリ。
中に入っていたのは・・・・。


ちょっと影になってて見えにくいのですが、
陽の当たる部分に見えているのは、
「ナマコ」ですかね、コレ。

「奥の方」
奥?
あっ、ホントだいる。

今度はフラッシュありでパシャッと撮影。

よし、ハッキリ見えた。

えっと、コレって「白ナマコ」ですよね。



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引田漁協魚市場より「ボラ」
安い魚で、
味もそこそこってイメージがあるのですが、
沖で獲れたボラは本当に美味しいんですよね。

刺し身なんかにすると、
あまり旨味がない気もしますが、
フライなんかだともう最高。

ウスターソースをザブザブにかけて、
アツアツをハフハフ言って食べるのがオススメ。

あと、ショウガを効かせて煮付けにするのもアリ。
身がふわふわホクホクになって、
ホント美味なんですよねぇ。

小骨も多くないし、
食べやすいし、
そうそう、のどのあたりにある「ウス」と呼ばれる部位も珍味。
塩コショーで炒めると、
筋肉質で歯応えゴリゴリ。
これまた驚きの美味しさなんですよねぇ。


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運ばれてまいりました、
こちらが「ぴんぴん亭」の「刺し身定食」
使っている魚は「ブリ(ハマチ)」ですね。

時期中(11~12月)であれば、
「ひけた鰤」を食べることも可能ですが、
残念ながらこの時期は無理。

でもね、見てください。
このブリの刺身の輝きを。

透明感があり、
筋肉繊維のひとつひとつが、
切断面で盛り上がって見える。


どの地域の養殖ブリ(ハマチ)かは存じませんが、
美味しくないわけがない。

わさびを少々、刺身醤油にちょちょいとつけて、
まずは一切れ、静かにいただきたいと思います。

もごもごもごもご。

この弾力。

想像してた通りの歯応え。

鮮度がダイレクトに伝わってくる。
もごもごもごもご、コレ美味しい。

ひさしぶりにブリの刺身に舌鼓。

大満足のひとときでございます。



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年末にたらふく食べた「ひけた鰤」
あの刺身の味をですね、
またそろそろ味わいたくなってくる頃ですが、
残念ながら「ひけた鰤」の出荷はすべて終了し、
この時期は入手不可能。

でもね、そんなときは「ひけた鰤」にこだわらず、
他の養殖ブリ(ハマチ)を食べればいいんですよね。

というわけで、こちらは「ぴんぴん亭」
国道11号沿い、香川県と徳島県の県境付近にあるお店。


「ぴんぴん定食」も「天ぷら定食」も捨てがたいのですが、
注文するのはやっぱりコレでしょ。

「刺し身定食」

料理が運ばれてくるまでは、
マスクを外さず、しゃべったりせず、
黙って外の景色を楽しむ。

それにしてもいいロケーション。

窓の向こうに広がる海を眺めていると、
なんとなく心が安らいでくるんですよねぇ。



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というわけで、各生産者の工場から集めてまいりました、
「乾のり」の詰まった段ボール箱をですね、
今度は輸送用のトレーラーに積み込んでまいります。
ちなみにこちらもすでに計算済み。
この日、出荷される箱数を、
B料理長が事前に把握しておりますので、
「ここまでは縦で、ここから1列横積みな」
それに見合った積み方で調整しながら、
並べ積み上げてまいります。


ほい、ほい、ほい、ほい。
トレーラーを拠点に、
各生産者の工場へ移動し集荷。
運んできた箱をトレーラーへと積み込んで。
作業を何度か繰り返し、いよいよ最終段階。
トレーラー後部への残り数個を無事に積み終えて、
ギッシリ、バッチリ、ちょうどピッタリ。

計算通りに荷物満載。
今回も完璧な仕事となったようでございます。



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何日か置きに海苔の出荷がやってくる。
天候等の関係で製造に影響が出ていなければ、
各生産者の工場に、
たっぷり「乾のり」が出来上がっておりまして、
段ボール箱に詰められたその製品を回収するのが我らの役目。

ローラー使ってコロコロゴロゴロ。
運んで持ち上げ積み込んで。
1段、2段、3段、4段。
積み荷が崩れないようにゴムひもで固定して。
荷物でいっぱいになったらトラックチェンジ。

「42やな」
残りの箱数を確認するのは奥村さん。
すべては計算通りで、
次のトラックに載せることができる数がコレだけなんですよね。

入れ替わりバックで入ってきたトラックに、
えいさほいさと積み込み開始。

、
箱を横にしたり縦にしたりしながら、
荷台のスペースを有効に使い、
当初の予定通り荷台にキッチリ積み込みまして、
みんなで集荷場所へと運んでまいります。



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引田漁協魚市場より「コブト」
標準和名「サルエビ」
小型のエビではありますが、
一般的な「小エビ」よりも上位の存在で、
お値段の方もそれらと比べるとちょっぴり高め。

しかしながら、それだけの価値はあるんですよね。

定番は塩ゆで。
これは美味しい。

ホントに美味しい。

弾けそうなほどのプリプリ食感を楽しめますし、
口の中に広がるエビ独特の旨味も濃厚。

マヨネーズをつけて食べるのもアリなんですよね。

あと、カラアゲもオススメ。
よく揚げて、殻ごとバリバリ食べるのも楽しい。
香ばしくって風味もよくなるんですよね。

機会があればぜひ食べてみてくださいね。


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引田漁協魚市場より「コチ」
コチって美味しいんですよね。

上品な白身で、
この時期なら鍋がオススメ。

あとは、唐揚げもアリだなぁ。

あっさり味でしっかり旨い。

シンプルに煮付けにするのもよし。

これもホント美味しいんですよね。

天ぷらやお汁にしてもいい。
ヌメリなんかをキチンととって、
下処理すれば臭みもまったく感じないし。
ただ、コチのエラ付近には、
非常に鋭いトゲみたいなモノがついておりますので、
まるごと1尾を料理する際には、
ケガをせぬよう気を付けてくださいね。


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