
「またや!」
市場に響く販売部Kさんの声。
「また、やっとる!」
見ればカゴの中のアカガイのひとつが、
大きく口を開けている。
もちろん中身は空っぽ。
「また、やっただろ」
当然のように真っ先にワタクシが疑われるわけですが、
今回はアカガイを計量した覚えなし。

しかしながら、泥も入っていない殻だけの貝だと、
チェックや計量のさいに口がパカッと開いてしまいますので、
簡単にみつけることができるはず。
そこをすり抜けたとなると、
内部から殻を閉じていた「ナニモノ」かの存在が疑われるわけですが、
「かわりにイイダコが出てきとる」
見るとカゴの隅で身をひそめるイイダコ発見。
「また、やってくれたな」
というわけで、このイイダコのせいで、
今回もワタクシが疑われているという状況なんですよね。



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