
さて今年度も募集開始となりました、
「ひけた鰤オーナー」についてですが、
そもそも「ひけた鰤」とはなんなのか。
御存知ない方もいらっしゃるかと思いますので、
今年も詳しく説明をさせていただきますね。
まず、引田漁協のブランド養殖魚「ひけた鰤」の出荷時期は、
だいたい11月中旬~12月の間。
その時期だけの限定販売。
では、今の時期はどうしているのかといいますと、
じっくりとエサをやって育てているところなんですね。
養殖に使用するのは引田独自の「大型小割」
その大きさは25m四方で深さも25m。

ちなみにこの図で見比べていただきますと、
左側の小さく見えるのが一般的なサイズの養殖イケス。
で、右側の大きいのが「ひけた鰤」の養殖に使われる「大型小割」
小割の上にちょこんと見えるのが「人」の大きさですね。
比べてみると大きいでしょ。

広々とした環境で、よーく運動させることで、
その身はぐっと引き締まるわけなんです。
夏を過ぎて、秋になり、大きく育ったブリたちは、
その冬、瀬戸内海の水温の急激な低下とともに、
脂ののった美味しい「ひけた鰤」へと変貌をとげるわけなんですね。

これが「ひけた鰤」の美味しさの秘密。

ちなみにコチラが「ひけた鰤」の規準
1.引田漁業協同組合(販売部)が責任を持って取り扱うもの
2.引田沖養殖漁場の大型小割(25m四方で深さ20m以上)で飼育されたもの
3.引田漁業協同組合が認めた飼料で育てたもの
4.夏季の赤潮危険期に、引田漁業協同組合が定めた制限給餌飼育を行なったもの
5.体重4kg以上のもの
とまあ、「ひけた鰤」とはこんな感じなんですよね。



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